NEUTRINO – Tau v3.x系アップデート

NEUTRINO – Tau v3.x系アップデート

NEUTRINO – Tau v3.x 概要

NEUTRINO はリリース以降、着実に性能を高めてきました。正式リリースから一年後に登場した第二世代「Muon(ミューオン)」では、アルゴリズムとモデルを刷新し、最新のDiffusion モデルを採用。より肉声感のある歌唱表現豊かな歌声の生成が可能となりました。生成毎に音声が変化するようになり機能面でも改善が行われました。

さらにアップデートを重ね、正式リリースから三年を経て第三世代「Tau(タウ)」へ進化しました。全面的に改良を加え、安定性・自然性・歌唱表現の再現度が向上しました。多様な表現を可能にする機能も新たに加わり、表現の幅が一段と広がりました。
皆様の音楽制作にお役立ていただければ幸いです。

pixivFANBOXにてテスト版を先行公開しております。
もしよろしければ、ご支援・ご助力をいただけますと幸いです。

目次

ダウンロード

下記のリンクより、最新版のNEUTRINOをダウンロードできます。
NEUTRINOダウンロード
NEUTRINOダウンロード(Google Drive)

また、オンライン版のセットアップ手順についてはこちらの記事を、Linuxでのセットアップ手順についてはこちらの記事をご参照ください。

アップデート履歴

NEUTRINO – Tau v3.0.4 (2025/8/1)

NEUTRINO Tau 正式リリース版

  • 共通
    タイミングモデルのアルゴリズムを変更しました。
    音響モデルのアルゴリズムを変更しました。
    ボコーダーモデルのアルゴリズムを変更しました。
    音響モデル・ボコーダーモデルのフレームレートを変更しました。
    上記に伴い旧ボコーダーモデル(NSF)およびWORLD の提供を終了しました。

    ライブラリ毎の特徴がより反映されるように改善しました。
    実験的な機能(サポートモデル)を追加しました。
    デフォルトの歌声ライブラリにソウマ・ルノを追加しました。

    各処理をNEUTRINO.exe に統合しました。
    上記に伴い、表記およびオプションを整理・統廃合を行いました。

    不具合の修正を行いました。
    配布物(Readme など)をv3.0 向けに変更しました。

備考

  • サポートモデル(Tau v3.0現在、実験的な機能として公開中です)
    メインとなるライブラリの声の質感を維持したまま、別の歌声ライブラリを補助的に活用することで、普段とは少し異なるニュアンスの歌唱を可能にする機能です。
    本体付属の”Run_support_model.bat”もしくは”Run_support_model.sh”がサンプルスクリプトとなっております。”ModelDir”にメインの歌声ライブラリを、”SupportModelDir”に補助用のライブラリを指定してください。初期状態ではメインにめろう(MERROW)、サポートにソウマ(SOMA)が指定されており、めろうがちょっと気取ったような歌い方をするサンプル音声が生成されます。
    組み合わせ次第で色々な表現が可能ですのでぜひお試しください。
  • メモリ使用量について
    NEUTRINO のメモリ使用量は楽譜中のフレーズの⾧さに依存します。 休符またはブレス記号で区切られた部分が1 フレーズとなるため、極端に⾧いフレーズがあるとメモリ不足の原因となります。適宜休符やブレスを挿入しフレーズを短くして試してみてください。
  • GPUについて
    Windows版の一部機能(GPUによる高速レンダリング)をご利用いただくには、【NVIDIA製のGPU】が必要です。ご使用前にNVIDIAのドライバーを最新のものへアップデートしてください。
    ※参考:アップデート方法

    NVIDIA 製のGPU が見つからない場合、「CPU モードで実行します」というメッセージと共にCPU での処理に自動で移行します。オプション(-m)を外すことでもCPU モードで動作させることができます。
  • オンライン版について
    オンライン版ではNEUTRINO の全機能をご利用いただけます。ウェブブラウザ上で動作が完結しCloud GPU による高速レンダリングをご利用いただけます。スマートフォンでも動作いたしますのでよろしければお試しください。

    オンライン版のセットアップ手順はこちらの記事をご覧ください。
  • 入力可能な歌詞
    「未定義の歌詞、もしくは歌詞が入力されていない音符があります。該当の音符の歌詞をひらがな・カタカナに修正してください。」というエラーメッセージが表示された場合、音声の生成が停止されます。
    このエラーが発生した際は、musicXMLtoLabel.exeの実行ログに該当の音符の小節番号と歌詞が表示されますので、歌詞をひらがなまたはカタカナに修正してください。
    また、ログ上で「””」のように何も表示されていない場合は、空白の歌詞(歌詞が入力されていない)の音符があります。その場合は、適宜歌詞を入力してください。
    使用可能な文字については、ひらがな・音素一覧表をご確認ください。

その他詳細は以下の記事をご覧ください。

NEUTRINO – Muon v2.xからの変更点など

今回の大型アップデートでは音響モデル・ボコーダーモデル・タイミングモデルのアルゴリズムの変更・改良を実施しました。Muon v2.7系と比較してピッチカーブの精度向上、声の質感や音質の安定性改善、ピッチ変化に対する追従性、細かい歌唱表現やニュアンスの再現度などが向上しており、推奨音域外の歌唱に対する耐性も改善されました。

限定配布ライブラリ(琴葉茜・葵・夜語トバリ)の動作確認について

すべての歌声ライブラリにおいて、必要な動作環境に差異はございません。
限定配布ライブラリ(琴葉茜・琴葉葵・夜語トバリ)のご利用をご検討の際は、他の歌声ライブラリで一度動作確認を行っていただくと確実です。

学習データについて

モデルの学習には声優・演者様の許諾の上収録した音声データ、または大学などの公的機関が公
開している音声データのみを使用しております。既存の学習済みモデルは一切利用せず、これら
のデータをもとにフルスクラッチで学習を行っております。権利的・倫理的にクリーンなモデル
のため、安心してご利用いただけます。

音声変換・声質変換ツール(VC ツール)でのご利用について

機械学習を用いた声質変換ツールでのNEUTRINO の利用を禁止させていただいております。詳細は下記の利用許諾契約書をご覧ください。
利用許諾契約書

お願い

感想やご要望、不具合のご報告などがございましたら、メールまたはお問い合わせフォームからお寄せください。

ご支援

PIXIV FANBOX

皆さまからいただいた支援金は、活動費・機器購入費・収録関連費に充てさせていただいております。
pixivFANBOXでは、月1回程度のペースでβテスト版の先行配布や、日頃の製作の様子などを投稿しております。 なお、各プランで内容に差はありませんので、ご支援いただける範囲で応援していただければ幸いです。

ニコニ・コモンズ

ニコニ・コモンズにNEUTRINO プロジェクトのソフトウェア・キャラクター達を登録しております。ニコニコに作品を投稿する際は親作品に登録していただければ幸いです。
NEUTRINOプロジェクト

謝辞

不具合やバグをご報告いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
引き続き、ご支援・ご助力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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