NEUTRINO -NEURAL SINGING SYNTHESIZER – ver.0.4系アップデート
最新Versionのダウンロード
下記のリンクより最新版がダウンロードできます。
NEUTRINO 最新Version置き場
NEUTRINO 各Version置き場
※ダウンロード容量削減のため、同梱されている歌声ライブラリは東北きりたんのみに制限しております。
めろう(Merrow)・ナクモ・No.7(SEVEN)・東北イタコ・東北ずん子・謡子・JSUTをご利用の際は、別途歌声ライブラリフォルダよりダウンロード・解凍・コピーを行ってください。
オンライン版のセットアップ手順はこちらの記事をご覧ください。
Linuxでのセットアップ手順はこちらの記事をご覧ください。
より詳細な内容、テクニック、NEUTRINO用エディタの情報など、こちらに分かりやすくまとまっております。もしよろしければご覧ください。
・AI歌声合成ソフト「NEUTRINO」の使い方 2020秋
・AIシンガー調声アイデア NEUTRINOで使えるテクニック
・NEUTRINO用Editorが来た! マジ最強なので使い方解説する
Version.0.4系概要
主に複数のDBを活用することで品質の改善・表現の拡大などを目指すバージョンになります。
v.0.100~0.320は基本機能を順次実装していくαテスト版という位置づけでしたが、v.0.400以降はβテスト版という位置づけになります。歌声ライブラリも順次追加していく予定です。
Windows版の一部機能(GPUによる高速レンダリング、NSFによる合成)をご利用いただくには【NVIDIA製のGPU(3GB以上のGPUメモリを推奨)】が必要です。ご利用の前にNVIDIAのドライバーを最新のものへアップデートをしてください。
※参考:アップデート方法はこちら
PCゲーム・グラフィックス用途など普通のGPUとしても問題無くご利用いただけますのでご安心ください。
オンライン版ではNEUTRINOの全機能をご利用いただけます。ウェブブラウザ上で動作が完結するため、 NVIDIA製のGPUも不要でスマートフォンからでも動作します。
オンライン版のセットアップ手順はこちらの記事をご覧ください。
備考
- NEUTRINO調声支援ツールについて
sig様製作のNEUTRINO調声支援ツールはタイミング・ピッチなどの編集が可能なツールですが、デフォルトの状態では「KIRITAN」「YOKO」「KIRITAN_FAST」以外の歌声ライブラリで利用することができません。
modelフォルダの名前を変更することでめろう・東北イタコなどの歌声ライブラリでも調整支援ツールを利用することが可能です。
具体的には、modelフォルダの”ITAKO”を”YOKO” or “KIRITAN_FAST”に変更し、調整支援ツール側で”YOKO” or “KIRITAN_FAST”を選択することで動作します。 是非お試しください。 - スタイルシフトオプションについて(v.0.320~)
「キー変更+ピッチ変更ガチャ」と呼ばれるテクニックを行う上級者向け のオプションになります。楽譜全体をNキー上げて打ち込み、ピッチ変更機能でNキー分下げるような処理を行います。
AIシンガー調声アイデア NEUTRINOで使えるテクニック
Run.batに”StyleShift”という項目が追加されていますので、-5~5ぐらいの値(整数)に設定してお試しください。例えば、”2″に設定すると2個上のキーの歌い方、”-2″にすると2個下のキーの歌い方になります。
上手く使うことで、得意な音域の歌い方にしたり、低いキーの落ち着いた歌い方を出すことができます。 - NEUTRINO(GPU)について(v.0.300~)
複数枚のGPUでのレンダリングにも対応しており、複数枚の場合は最速で実時間の数十分の1の時間で合成が完了します。
基本設定はマルチGPU設定になっております。NEUTRINOのオプション(-m)をシングルGPU(-g)に変更することで搭載している中で最も処理能力の高いGPU1枚が自動選択されます。もし複数枚GPUでの処理が上手くいかない場合はこちらをお試しください。
NVIDIA製のGPUが見つからない場合、「CPUモードで実行します」というようなメッセージと共にCPUでの処理に自動で移行します。メッセージを表示したくない場合は、オプション(-m)を外してください。
オプション(-m)を外し、オプション(-c)を加えることで強制的にCPUモードで動作させることができます。 GPU関連で何らかの問題が発生した場合にお試しください。 - NSFについて(v.0.200~)
NSFを使わない場合は、Run.batのNSFの行をコメントアウト(”:”を先頭に付ける)してください。 NVIDIA製のGPUが無い場合も同様にNSFの行をコメントアウトしてください。
複数のGPUが刺さっている場合は、NSF/Run.bat内の”set CURRENNT_CUDA_DEVICE=0″を変えることでGPUを選択できます。 お使いのGPUの番号に合わせて設定してください。
GPUのメモリ使用量は、楽譜中のフレーズの長さに依存します。 休符またはブレス記号で囲まれた区間が1フレーズで、1秒辺り100MBほど使用します。 例えば15秒のフレーズがあると1.5GBほど使用する計算となり、GPUメモリが2GBだと動作しない可能性がありますのでご注意ください。
ピッチシフト・フォルマントシフトによる品質劣化が大きいため現在は無効にしてあります。こちらは現在改良中です。
macOS版のGPUサポートについて
macOS版のGPUサポート及びNSF移植は現在保留中です。
Mac M1チップなど新世代のCPU・GPUへの過渡期であることもあり、しばらく様子をみております。
オンライン版で全機能を動かすことができますので、もしよろしければそちらをご利用ください。
Version.0.431アップデート内容(2021/04/23)
- 歌声ライブラリ(ナクモ)を追加しました。
- v.0430でブレス音のノイズ軽減が反映されていなかった不具合を修正いたしました。
- 歌声ライブラリ(東北ずん子)を追加しました。(2021/06/21)
- 歌声ライブラリ(めろう)の品質改善を行いました。(2021/06/25)
- 歌声ライブラリ(No.7)を追加しました。(2021/07/07)
- 歌声ライブラリ(東北イタコ)の品質改善を行いました。(2021/07/09)
Version.0.430アップデート内容(2021/03/29)
- 発声タイミングが大きくずれた音声が出力される問題を緩和いたしました。
ブレス音のノイズを緩和いたしました。- 各種モデルのアップデートを行いました。(主にめろう・東北きりたん)
Version.0.422アップデート内容(2021/01/29)
- macOS(Apple Silicon)に対応しました。
- v.0.411以降のNSF版で発生していたノイズを低減しました。
- NEUTRINOで範囲外の値が出力されていた問題を修正しました。
- 各種モデルの品質改善を行いました。(主に東北きりたん)
- 軽微な修正(Readmeのリンク切れなど)をいたしました。
Version.0.420アップデート内容(2020/12/24)
- 歌声ライブラリ(めろう(Merrow))を追加しました。
- 音響モデルの品質改善を行いました。(全ての歌声ライブラリ)
- タイミングモデルの品質改善を行いました。(全ての歌声ライブラリ)
- NSFモデルの品質改善を行いました。( 全ての歌声ライブラリ )
Version.0.412アップデート内容(2020/12/09)
- 音響モデルの品質改善を行いました。(全ての歌声ライブラリ)
- タイミングモデルの品質改善を行いました。 (全ての歌声ライブラリ)
- NSFモデルの品質改善を行いました。(東北きりたん・東北イタコ)
- NEUTRINOのデフォルトの動作をGPUに変更しました。(Windows版)
Version.0.411アップデート内容(2020/11/11)
- 音響モデルの品質改善を行いました。(東北きりたん)
- タイミングモデルの品質改善を行いました。(東北きりたん・東北イタコ・謡子・JSUT)
- NSFのサンプリングレートを向上しました。(32kHz -> 48kHz)
- v.0.400のNSF版で発生していた高域ノイズを低減しました。
Version.0.400アップデート内容(2020/09/18)
- 歌声ライブラリ(東北イタコ)を追加しました。
- 各種モデルの品質改善を行いました。(東北きりたん・謡子・JSUT)
- NSFのサンプリングレートを向上しました。(24kHz -> 32kHz)
FANBOX
FANBOXにて日頃の製作の進捗などを投稿しております。
いただいた支援金は、活動費・機器購入費・収録関連費に充てさせていただきます。
もしよろしければこちらからご支援よろしくお願いいたします。
追伸
不具合・バグをご報告いただきました方々に感謝いたします。
引き続きご支援、ご助力頂けますよう心よりお願い申し上げます。